2004年10月13日
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冥界IT用語辞典: マルチタスクを語る「天は自ら助くる者を助く」

Written By: 川俣 晶連絡先

 無意味な話を無責任に書くコーナー、無意味監獄。

 今日の無意味な話題はこれだ!

今回の用語 §

天は自ら助くる者を助く

正しい読み方 §

天は自らタスクる者をタスク

ジャンル §

ソフトウェア開発、プログラミング技術関連

意味 §

 タスクという言葉が2回出てくることから分かる通り、これはシングルタスクについて述べた言葉ではありません。

 マルチタスクについて述べている言葉ということで間違いはありません。しかし、単なるマルチタスクではありません。そのキーポイントは、「自らタスクる者」という部分にあります。「自らタスクる者」とは、つまり、自分でタスクを切り替えるということを意味します。すなわち、ノンプリエンプティブではなく、プリエンプティブなマルチタスクということを意味します。

 また、「天」とはタスクを管理する万能の存在つまりOSと解釈できます。しかし、「天」は自らタスクを切り替えることができず、「自らタスクる者」の力を借りて、やっとタスクをスイッチできるというわけです。

用法 §

 16bitのWindowsで特定のタスクがCPUを占有して解放しない時に叫びましょう。

 「おお、なんてこったい。天は自らタスクる者をタスクのか!」